はじめまして、塾長の高本敏治です。ここでは子供たちに親しみを持ってもらおうと「nobi(ノビ)」という塾長キャラクターを名乗っていますので、何卒よろしくお願い致します。
大学生時代には塾講師•家庭教師のアルバイトを経験し、IT・教育関連企業にて約9年勤務した後、2011年に人財育成を中心とした経営コンサルティング会社を設立し現在に至ります。
また、自身では中学・高校・大学受験を経験し、親としても我が子の中学受験(最難関中や自己推薦入試)を経験しています。
色々な立場からずっと「教育」に携わってきましたが、「いつの時代も子供たちは無限の可能性を秘めている」と強く感じます。
その一方、「大人たちが子供たちに与える影響力の強さ」に対して無自覚であり、子供たちの可能性を閉じてしまったり狭めてしまったりしていることも多いとも感じます。
過去の成功体験にしがみつき価値観の染まってしまっている「大人たち」を変えるのはすごく難しいものです。
未来ある子供たちが「良い大人たち(先生、上司など)」に巡り合うことができればラッキーですが、どんなに良い学校や大企業に入ったとしても確率的に期待できるものではありません。
子供たちがどんな環境下でも自分の頭で考え、判断し、力強く生きて行けるように、芯のある家庭教育・子育てを全面的にサポートして行くことを使命と考え「スローラーニング塾のびてく」を立ち上げました。
ぜひ、一緒に学び、考え、楽しんでいけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
プロフィールの紹介
学生時代
- 公立中学校卒業(※中学受験に失敗)
- 西大和学園高等学校卒業(上位合格のため内部進学クラスへ特別編入)(※第一志望校は不合格)
- 同志社大学工学部エネルギー機械工学科卒業(※第一志望校は不合格)
振り返ると、いつも「興味のある学習内容・姿勢」と「志望校・進学先」がマッチしていませんでした。そのモヤモヤを先生などに相談しても想いが通じることなく、当時の「受験の常識」で処理されてお終いでした。情報が少なかった時代であり仕方なかったのかもしれませんが、自己の妥協による失敗や反省の経験は現在おおいに役立っています。何が必要なのか、何をやってはいけないのかを沢山学びました。
【学びの例】
模試でのA判定は本番と関係ない理由。正解と理解は違う。暗記学習の怖さ。受け身の学習による思考停止。学びの動機、目的の大切さ。主体的な学びの効能。自信の根拠。優秀な同級生と自分との違い。
大学時のアルバイト
- 塾講師、家庭教師
自分自身の失敗経験をもとに「決まった正解」を教えるのではなく、相手の頭の中(理解度合い)を「現在•過去•未来」とつなげながら想像し、いま投げかけるべき言葉を選ぶ能力を身につけました。
勉強嫌いの子が勉強好きになるなど、これまで指導者と違った変化(成果)が出ました。自分としては本来はあるべき教育スタイルだと思っていたのですが、塾や家庭教師の常識からは型破りな指導法と映ったようです。
社会人時代
- IT•教育企業に勤務
- バイアコンサルティング株式会社を設立
JavaやPerlなどのプログラミング、CCNAなどネットワーク技能、Webデザインなどの研修講師を務めつつ、オリジナルのカリキュラム作りまでを担当。
更にインターンシップ先の開拓などを行い「どういう現場でどういうエンジニアが求められているのか。」を徹底的に研究した結果、保有する「IT知識•技能」よりも「学ぶ姿勢•問題解決力」が重視されていることを痛感しました。その後、スクール内に問題解決力(クリティカルシンキング)を鍛えることを目的としたLab(ラボ)を設置し、研修•教育のカリキュラムや指導方法を充実させました。こうした学び方をした方々の転職後の伸びと活躍が素晴らしいとのことで、大手の人材紹介会社、派遣会社などが教育方法を学びに来られ、提携することにもなりました。
また、勤務する企業自身もベンチャー企業から上場企業に急成長する過程において、毎年50名前後の優秀な新卒者が入社してきましたので、その育成にもクリティカルシンキングを取り入れました。
独立後のコンサルティングの現場でもクリティカルシンキングを用いた改善活動、人財育成は大きな成果を出すことが実感できています。
ただし、「学びたい」という主体性が不可欠であることも痛感する毎日です。(※受講者が受け身なのであればマニュアル指導、詰め込み指導の方が成果が出る場合が多いでしょう。)
これら全ての経験をもとにずっと伸び続ける学習方法「のびてく」を開発しました。
親になってから
- 息子は最難関中学の灘中学校に合格
- 娘は自己推薦入試で立命館守山中学校アドバンストコースに合格(学校成績、プレ入試判定、ピアノコンクール入賞実績、英検・スピーチ、絵画入賞実績、小論文など)
息子は硬式テニス、娘はピアノというように、勉強だけに重きを置かず文武両道•文芸両道で育ててきました。
息子の場合は6年生期になった際に最難関中学受験を目指す決断をしたため1年間はテニスを中断し勉強だけに集中しましたが、それでも世間一般と比べれば勉強期間、勉強量ともに少なかったようです。(※小4週1回•小5週2回、夏期講習や対策コースなども受講せずと最低限の通塾だけでした。6年生の夏までは週1回の英会話レッスンは続けていました。)
これは決して息子が優秀だった訳ではなく、幼少期より「スローラーニング」を実践することで学習の素地が出来上がっていたためだと思います。何より息子本人の「灘中テニス部で全国大会に行きたい!」という夢と意志が育ったからだと思います。
娘の場合も幼少期より「スローラーニング」を実践することで学習の素地が出来上がっていたため、志望校の立命館守山中(AD)に対して学力的には随分余裕がありましたので6年生になってもピアノ中心の生活を続けることができました。
さいごに
子育てにおいては小学校卒業までの約12年間が最も大切な期間であり、一つの区切りだと考えています。
それ以降は自然と親離れ子離れして行き、自分の意思で歩み始めてくれることでしょう。
当時の子育てを振り返ってみると、私たちの実践してきた「スローラーニング」はやや批判的な視線や意見が多くありましたが、子供たちの振る舞いや効果などから不思議がられてもいました。
令和に入ってのコロナ禍もあり、いよいよ日本の固定観念も崩れつつあります。
今こそ、子供たちの未来を見据えて教育の方法を見直す良いタイミングだと感じています。
「のびてく」ではスローラーニングを中心とした家庭教育を楽しむお手伝いができればという想いで運営しています。
ご意見、ご相談がなどがありましたらお気軽にお問い合わせください。
可能な限り取り入れていきたいと思います。よろしくお願いいたします。