はじめまして、「のびてく」の「Teku(てく)」です。
父が商売人で、子供ながらにお手伝いできる方向を模索しながら、簿記を取ったり、中小企業診断士の勉強をしてみたり、大学では組織心理学のゼミに入ってみたりしていました。
就職するにあたり「企業は人なり」という思いから、人の成長や教育に興味が湧き、人材紹介会社(ベンチャー企業)に入社しました。人材紹介業というのは企業の求人と求職者との仲介役です。企業から求人を頂き、書類選考、最終面接まで企業と求職者の間に入りサポートをします。
そして、実際に企業の人事の方にお話を聞いたり、求職者の方の気持ちを汲んだりするうちに人生をかけて「働く」ということに対して様々な考え方や価値観があることに気づいて行きました。どうすれば長く、生き生きとしていられるだろうかと。自分の好きなことを仕事にするのは可能なのか。もしそうするにはどうしたらいいのか。そういったことを日々考えるようになりました。
ちょうどその頃、関西支社から東京への移動話があり、それを機に思い切って退社し、自分自身が大好きであった絵の世界に再挑戦することを決意しました。その後は一気に絵の世界で大活躍という訳ではありませんが、寄り道や回り道をしながらコツコツと絵と人(教育)に携わる活動の範囲を広げています。
「のびてく」では、ことばやアートを担当しつつ、子育てを通して感じたことなどを共有していけたらいいなと思っています。
プロフィールの紹介
- 滋賀県立大津商業高等学校 国際経済科 卒業
- 立命館大学経営学部経営学科 卒業
ゼミでは社会組織論、キャリアデザインについて学ぶ。
在学中は中小企業診断士の勉強のため専門学校にも通う。 - 第29回箕面手づくり紙芝居コンクール 一般の部B部門 優秀賞受賞
- 紙しばい文化の会の会員
守山市立図書館にて公開紙芝居を月次開催
大人と子ども向けに手作り紙芝居のワークショップ開催(講師)
幼稚園や老人ホームでも実演実施 - 地元小学校にて本の読み聞かせ授業を行う(※読書習慣や読解力向上のため)
1社目(新卒入社):人材紹介業の新規開拓営業
企業と人材を結ぶ仕事により、企業が求める人材について学ぶ。また、キャリアと企業とのマッチングについて学ぶ。
2社目:ITスクール
- 自社Webサイトの制作
- ホームページの作り方講習立ち上げと講師
- 小中高にむけてのキャリア教育について企画し、学校へアプローチを行う
私の想い
良い会社に入るため、高校や大学の就職活動時に慌てて自己分析をするという風潮に疑問を持っていました。小・中学生の時から自分は何が得意で何が好きなのかという視点を持って過ごし、その先に自分に合った進学先や職業の選択がある。これがあるべき姿ではないのか。小・中学生に対する日々の学習と将来展望がリンクした学習形態(キャリア教育)はどうあるべきかを考えていました。
いよいよ、これまでの「良い大学から良い会社に入り安定した生活を手に入れる。」という人生の成功ルートが崩れ去り、これから自分がどのように生きていきたいのかを考えていく時代が来ています。
さて、その自ら考える力はいつ身につくのでしょうか?
親(先生)から与えられた事を受け身でこなすのではなく、もっと能動的な思考が必要です。もっと子供たちに考える機会与え、自分で道を切り開いていく機会を与えてあげたい。それだけの力を子供達は持っているし、育て方、育ち方次第ではないかと考えています。
現在のボランティア活動
ボランティアで行っている小学生への読み聞かせは、自分の子供に毎日読み聞かせをしてきた事を活かせれば良いなと始めてみました。(2022年現在6年目です。)
子供の好奇心は考える力の源でありエネルギーそのものだとこの活動を通して強く感じます。
また近年は絵本よりも訴求力のある紙芝居で子供たちに楽しんでもらおうと、オリジナルの紙芝居を手作りし発表しています。
たくさんの子供たちが笑顔になるよう、また、お話を聞いてそれを分かち合えるようにとの思いからコツコツと創作と発表を継続しております。
親として
実際子育ての渦中にいると、我が子だけでなく周囲全てが気になるわけです。四方八方に気を取られて、肝心の子供たちには期待と不安だけ押し付けたりしていましたが、ふと、これではダメだな、と思い、離れてみることにしました。まあ、子供って、私がいなくても、いや、いない方が?!自分の足で道草も食いながら生きたい方へ行くものですね。ちょとした手助けは必要な時はありますが、そのタイミングだけ見ておいて、あとは子供の人生、子供が楽しんでくれればそれでいいな、と思っています。