「え、紙芝居?」
久しぶりに会う友人に最近何してる?の話から、紙芝居作ってるよ、というとこのような返答が返ってくる。
だいたい、驚かれるか、時が止まるか、どちらかだったと思う。
実際、駄菓子を配りながらの紙芝居をしているわけではないんだけど、そういうイメージなのか、いや、そうじゃなく、この時代に紙芝居(しかも手作りときた)!?という意味なのか、どういうことかわからないけど、話はあえなく終了する。
なぜ、今、紙芝居なのか。(しかも手作りの)
始まりは、「面白そう、やってみたいな」という思いから。
ちょうど、絵本の読み聞かせメンバーに紙芝居を作らない?と声をかけてもらったこともあり、数名で紙芝居作りを始めたわけです。そこから、6年経とうとしています。児童文学作家さんの紙芝居講座で学び、コンクールにも入賞、そして、地元の手作り紙しばいの会員として「子どもたちに楽しい、面白いを届けたい」気持ちで作品と格闘しながら図書館や学校などで紙芝居を演じております。
しかし、まだまだです。奥が深い。
演じ方によって、作品が面白くもなり面白く無くなったりもします。なにしろ、感情を込めて読めばいいものではなく、会場のお客さんに作品の中へ一緒に入ってもらわねばなりません。そして同じ体験をするわけです。呼吸を合わせて、「場」を作らねばなりません。これは、ネット環境にはないものです。人と人がリアルでつながりあうのです。なぜ今、紙芝居なのか、この辺りに答えが見つけられそうです。
ふーん、、、と思われた方も、興味少しはある!と思われた方も、どんな方にでも、紙芝居というものがどんなものか、頭の片隅にでも置いていただけたら幸いです。日本が誇る伝統文化がいつまでも人々の心にありますよう願っています。
ということで、手作り紙芝居の記事をまたちょこちょこと書いていけたらと思います!
ありがとうございました。