オンラインレッスン受講に関する基本的な流れについてご説明いたします。
先に「①リベラルアーツ教育で学ぶ内容」と「②のびてくの特長」のページをご一読いただくことで、オンラインレッスンが可能になる理由や効果的である理由がお分かりいただけると思います。単なるオンラインレッスンではなく、一見シンプルながらも、子どもたちが自立すること、力をつけて伸びることを最優先とし、練りに練られた学習スタイルを構築しています。
1.レッスンの流れについて
リベラルアーツは、必ずアクティブ・ラーニング(能動的学習)で探究学習を進めていきます。
- まずはお子様の興味のある探究的な課題を設定します。
- フィールドワーク、観察、創作、読書など、体験学習を進めます。
- インターネットを最大限に活用して、お子様自身で調べ学習を進めます。
- ビデオ通話を用いて先生と個別ディスカッションを行います。
- ディスカッションで気づいたことを取り入れ、調べ学習を発展させていきます。
- 質問があれば先生にDM(ダイレクト・メッセージ)を送り、ヒントをもらいます。
- これを繰り返し、最終的に課題に対する学習の成果や意見をまとめ、発表します。
リベラルアーツではお子様自身が自分の頭で考える時間を大切にしているため、調べ学習中の親御様のサポートは最小限で十分です。(※質問や相談は先生宛にDMしてもらっています。)
2.学習のポイントについて
好奇心や実体験を起点として、「調べ学習」と「ディスカッション」を繰り返し、考えを掘り下げていきます。
【学習のポイント1】 インターネットの活用(インプット)
- 調べ学習にはインターネット検索を最大限に活用していただきます。(※キーボード入力が苦手なお子様は音声入力を上手に使っています。)
- インターネット上にある情報は玉石混交です。「○◯とは」と検索して調べるだけでは、本当に有益な情報に辿り着くことはできません。
- 何を信頼するのか?といった判断を自分で行うことが必要です。
- どんなキーワードを組み合わせて調べれば良いか?どのように調査を深めていけば良いか?自問自答のスキルが身に付きます。
- うまく調べようと工夫することで、自然と読解力や構造的な理解へとつながっていきます。
【学習のポイント2】 ディスカッション・DM(コミュニケーション)
- ディスカッションによって、自分にはない視点に触れることができます。
- それを受け入れるのか?拒絶するのか?感情と論理を意識するようになります。
- ものごとを要素に分解する習慣、関連づける習慣が身に付きます。
- 先入観なくゼロベースで考えをスタートさせる習慣が身に付きます。
- DMでは文字ベースでの深いコミュニケーションを経験することができます。
【学習のポイント3】 まとめ・表現する(アウトプット)
- イメージを言葉や図として表現しようとすることで、俯瞰的な視点と深い理解につながります。
- 言葉を単なる記号としてではなく、概念やニュアンスを含むものとして捉えられるようになります。
- 言葉を自由自在に扱えるようになります。(言語化、映像化)
- 具体化、抽象化の思考がスムーズになります。
3.オンラインの環境について
3-1.ビデオ通話によるディスカッション
- 安定したインターネット環境をご用意ください。(※光回線などブロードバンド推奨)
- Webカメラ付きのPC または タブレットをメインで使用します。
- 無料ビデオ通話・チャットソフトである「Dsicord」や「Zoom」を使用します。
- 必須ではありませんがメインPCにプラスして、iPad+Apppleペンシルがあると便利な場合があります。
アクティブ・ラーニングでは能動的に読むこと・考えること・会話することが中心ですので、オンライン対面のレッスンとの相性が良いです。アプリのインストール方法などに不安がある方には入塾時に詳しくご説明いたします。お気軽にご相談ください。
3-2.調べ学習・体験学習
- PCまたはタブレットを用いて、インターネット検索を行なって頂きます。
- YouTubeの解説動画よりも、なるべく文字情報であるWebサイトや資料・論文から学んで頂きます。
- 図鑑や専門書など、自宅や図書館の書籍の利用も推奨しています。
- フィールドワーク、観察、実験、創作などを行うこともあります。
- 考えを意見をまとめる際は紙のノート、PCでのドキュメント作成、臨機応変にどちらも併用していきます。
ITをフルに活用して「必要な情報にアクセスする力」や「信頼性の高い情報を見極める力」を養います。お子様のスキルに合わせて対応していきます。
3-3.ダイレクトメッセージによる質問や相談
- 生徒用DM(ダイレクトメッセージ)には「Discord」を使用します。
- スマホにもDiscordをインストール頂くと着信、写真撮影など便利です。
何が分からないのか、どう聞けば良いのか、といったスキルを養う機会になります。キーボード入力が苦手なお子様は音声入力を使用されることも多いです。徐々にタイピングにも慣れていきます。
※DMは24時間365日受け付けています。返答期限は翌営業日中を目処としていますが、生徒の気持ちが熱いうちに返答してあげることが一番なので、可能な限り早く返答するように心がけております。内容にもよりますが、数分で返答することもよくあります。
3-4.親御様とのご連絡
- 親御様との連絡にはDM(Discord)またはE-mailを使用します。
- デリケートな相談内容などの場合、お子様の目に触れないE-mailの利用をご案内しています。
ご家庭の教育方針、普段の調べ学習のご様子など、情報をシェアさせていただけると学習が効果的なものになっていきます。